符計算のコツと一覧表:メンゼン・副露の数え方
麻雀の点数計算で最大の難所とされるのが「符計算(ふけいさん)」です。しかし、副底20符に各要素を足して、最後に10符単位へ切り上げるという流れさえ分かれば、誰でもスムーズに計算できます。この記事では、門前・副露の両方に使える一覧表と計算例をまとめました。
1. 符計算の流れ
- 副底20符からスタートする。
- アガリ方(門前ロン・ツモ)の符を足す。
- 雀頭・待ちの符を足す。
- 各面子(刻子・槓子)の符を足す(順子は0符)。
- 合計を10符単位に切り上げる。
2. アガリ方・雀頭・待ちの符【一覧表】
| 項目 | 加算符 | 補足 |
|---|---|---|
| 副底(すべての和了) | 20符 | 必ず最初に付く基本の符です。 |
| 門前ロン | +10符 | ポン・チーなどで副露していない手がロンしたときのみ。 |
| ツモ和了 | +2符 | 平和ツモは例外で加算しません(下記参照)。副露していても加算されます。 |
| 雀頭が役牌 | +2符 | 三元牌(白・發・中)、場風牌、自風牌。場風かつ自風の連風牌はルールにより+4符。 |
| カンチャン・ペンチャン・単騎待ち | +2符 | 待ちが複数に解釈できる場合は、最も符が高くなる解釈を採用します。 |
| 両面・シャンポン待ち | +0符 | 符はつきません。 |
3. 面子の符【一覧表】
| 面子の種類 | 中張牌(2〜8) | 幺九牌(1・9・字牌) |
|---|---|---|
| 順子(シュンツ) | 0符 | 0符 |
| 明刻(ポン・ロンで完成した刻子) | 2符 | 4符 |
| 暗刻(手の内で完成した刻子) | 4符 | 8符 |
| 明槓(大明槓・加槓) | 8符 | 16符 |
| 暗槓 | 16符 | 32符 |
- ロンで完成した刻子は「明刻」として数えます(例:シャンポン待ちでロンした刻子)。ツモで完成した場合は暗刻です。
- 槓子は同じ牌の刻子の4倍の符になります。
- ポン・チー・明槓した面子は副露扱いなので、暗刻・暗槓にはなりません。
4. 特殊な例外ルール
七対子(チートイツ)
符計算は行わず、ロン・ツモを問わず25符固定です(役としては2翻)。10符単位の切り上げもしません。
平和ツモ(ピンフツモ)
ツモの+2符は加算せず、20符固定です。なお平和のロンは副底20符+門前ロン10符で30符になります。
副露した平和形
鳴いて符がつかない形は、ロンだと20符になってしまうため30符に引き上げます(ツモは22符を切り上げて30符)。
5. 計算例
例1:門前ロン・幺九牌の暗刻が1つ・両面待ち
副底20 + 門前ロン10 + 幺九牌の暗刻8 = 38符 → 切り上げて40符
例2:白をポン(副露)・ツモ・他は順子で両面待ち・雀頭は数牌
副底20 + 白の明刻4 + ツモ2 = 26符 → 切り上げて30符
6. 端数処理と注意点
- 符の合計は最後に一度だけ10符単位へ切り上げます。項目ごとには切り上げません(例:32符 → 40符)。
- 七対子の25符は例外で、そのまま計算に使います。
- 5翻以上(満貫以上)になると符は点数に影響しないため、符計算は不要です。
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